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姿勢矯正・骨盤矯正を検討した方がよい体の歪み

人間の体は本来肩の高さや足の長さなど、左右対象になっていますが、体が歪んでいる場合は左右のバランスが悪くなっていたり、ねじれてしまっている状態です。

また最近はスマホやパソコンを利用する方も多く、背中が丸くなる猫背の状態の方も増えてきています。

体の歪みを詳しくみていくと「骨盤の歪み」と「背骨の歪み」の2種類に大きく分かれます。

体が歪んでいることによる影響

猫背や左右のバランスの乱れなど体の歪みは良くない影響が考えられます。

1）ボディラインの崩れ

体の歪みによって考えられる弊害として、まずボディラインの崩れが挙げられます。
体が歪んでいる状態とは、本来姿勢の維持に使うべき筋肉が使われていない状態、もしくは本来使わなくてもいい筋肉に余計な負荷がかかってしまっている状態です。例えば、猫背の方は前傾姿勢になってしまうのでどうしても重心が前に偏りがちです。体の後ろ側にある筋肉を使わなくなっていくのでヒップラインが崩れやすくなります。
骨盤まわりも横から見ると後ろに傾いているので骨盤とあわせて全体的に姿勢を見直した方がよいでしょう。

2）こりにつながる可能性

体が歪んでいると負荷がかかっている箇所がこりやすくなります。
そもそも「こっている」状態とは筋肉がこわばっている状態です。人間の体はそうならないように全身を血行が流れることで体を適温に保ちほぐれた状態を維持しやすくなっています。
しかし、体の歪みによって特定のか所に負荷がかかってしまうと筋肉が常にこわばっている状態になりがち。筋肉は血行を促進するポンプの役割も果たすので、ますます血行が流れにくくなり悪循環です。
例えば、猫背の方だと首や肩の筋肉が常に不自然に伸びている状態なので、その周辺の血行が流れにくくなり首や肩がこりやすくなります。

3）その頭痛も体の歪みに由来するかも…

慢性的な頭痛は体の歪みがスタートとなり起こりうるものもあります。
例えば、多くの日本人が悩んでいる緊張型頭痛。体の歪みによって頭・首・肩付近の筋肉に負荷がかかり、血管まわりにある痛みを感じる神経が刺激されて起こる頭痛です。
特に首から頭にかけてはあらゆる神経が密集している箇所です。頭痛になりやすいという方は姿勢や骨盤が歪んでいないかどうか、改めてチェックをおすすめします。

姿勢が歪んでしまう原因

姿勢などの要因で体が歪んでしまう原因になりやすい日常動作がいくつかあります。
よくある原因をチェックしてみましょう。

• 椅子に座っている時間が長い
• 座っている時に足を組むクセがある
• デスクワークや立ち仕事など同じ姿勢でいることが多い
• パソコンやスマホなどの使用頻度が多い
• 運動不足
• 体がかたい
• よく筋肉がこわばる
• 体の重心が片側に偏っていることが多い
• ハイヒールをよく履く
• 寝る時に横向き、うつぶせの体勢が多い
• 荷物を持つときは同じ肩・手で持っている
• かみ合わせがよくない

当てはまっている項目が多いということであれば、体の歪みがクセづいているかもしれません。