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“帯状疱疹” 放置するとどうなるの?

コラム,日常について

2023/12/20

 こんにちは!勇気鍼灸整骨院 庚午院の井手です!


 先週末から急に冷え込み、日曜日には雪も降りましたね。今週もぐっと冷え込むみたいなので、体調には十分お気を付けください。

 
 さて今回は前回に引き続き“帯状疱疹”についてお伝えしていきます。


〇帯状疱疹の主な症状とは

 帯状疱疹は主に“皮膚”と“粘膜”に症状があります。その為、特定の部位に症状が出るのではなく、全身のどこにでも発症する可能性があります。
 大まかな症状としては、片方(腕や足など)の神経に沿って発疹ができ、赤く膨らんだのち、小さな水痘ができます。この状態が数日から1週間ほど続きます。

 また、症状も大きく分けて2つあります。

①皮膚症状
 皮膚症状は神経に沿ってでますが、多くは身体の片側のみ現れます。水痘は2~3日で膿を持ち、血を含むこともあります。症状が出て約1週間は水痘が増えますが、約2週間経過するとかさぶたになり、3週間後にはかさぶたが取れ治ります。

②神経痛
 水痘が出る箇所と同じ場所に神経痛が出ます。痛み方は人それぞれで、軽い方から寝られないほど強く痛む方もおられます。
 また、服がすれる、腕をあげるなど、身体を動かすときに激痛が走る方もいます。神経痛は長期間続く場合もあり、時間帯としては夕方や就寝時に症状が強くなります。


〇放置するとどうなるの?

 帯状疱疹は後遺症が残るケースもあるため、発症後は速やかに病院に行き、適切な処置を受けましょう。主な後遺症は以下の2つです。

①帯状疱疹後神経痛
 皮膚の症状が治っているのに神経痛が残るものを“帯状疱疹後神経痛”といいます。帯状疱疹により炎症が起こり、神経が傷つくことで神経痛が残るとも言われており、数カ月~数年と長期にわたって痛みが残る方もいます。

②汎発性帯状疱疹
 通常の帯状疱疹は身体の一部、もしくは片側に症状がでますが、全身に水痘がでるものを“汎発性帯状疱疹”と言います。免疫不全の高齢者や免疫抑制剤を服用している方などに多い症状です。感染力が強い為、個室での入院治療が必要です。


 今回は、帯状疱疹の主な症状、また放置による後遺症についてお伝えしました。

 次回は帯状疱疹を防ぐ食事・生活習慣のポイントについてお伝えしていきます。

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